銀行のコールセンター
みなさんは何か銀行取引に関して疑問があったら、コールセンターに電話しますか?それとも支店に直接電話しますか?どちらでもいいと思うのですが、最近は支店に電話してもコールセンターに繋がってしまう銀行が多くなったように感じました。今回は初めて地方銀行も含めた関する記事となります。
- みずほ銀行:都内の中枢・繁忙店に架電した場合はいったんコールセンターへ。それ以外の店舗に架電した場合は直接支店につながります(どの支店が繁忙店か否かは私も全ては把握しきれていません)。
- ふくおかフィナンシャルグループ(福岡銀行・熊本銀行・親和銀行【十八銀行は除く】)の各行:支店に直接かかってきた電話をいったん全て長崎県にて受電しています。福岡県民の方・熊本県民の方、知ってましたか?親和銀行浜田町支店にてFFG全ての架電を受電しています。
こういった場合、電話を受けた人=その支店の従業員だと思われるでしょうが、実はそうではないということです。そこから支店に実際に勤務している従業員に電話を変わってもらう、つまり転送してもらうことももちろん可能です。ですが直接つながらない場合、コールセンターでのこのワンクッションが鬱陶しいと思われる方もおられることでしょう。そこで、2つの方法をお伝えします。銀行の営業店というのは、たいがい複数回線を持っているものです。ですので、
- 行員さんに直通番号を尋ねる。
- ネットで調べる。
という手法が考えられます。もうすでに特定の行員さんと話すと決まっている用事がある場合、いったんコールセンターを挟むと無駄に電話代もかかります。直通番号を知っておくのは有効だと考えられます。
2つ目の「ネットで調べる」ですが、「〇〇銀行〇〇支店 電話番号」と検索したところで代表番号しか出てきません。そこでその代表番号の最後の1桁を変えた番号で検索してみてください。例えば代表番号が03-1111-1111の場合、03-1111-1112など1桁ズラしで検索したら意外と出てきます。
https://www.jpnumber.com/numberinfo_03_3211_5623.html
https://www.jpnumber.com/numberinfo_092_711_1231.html
また、この別回線の電話番号を使うもう1つのメリットは、回線によっては営業時間終了後も留守番電話設定にならないことがあるということです。支店の代表電話番号は18:00(銀行によっては17:30)になると、自動的に留守番電話設定に切り替わりますが、行員さんはまだ中にいる可能性も十分にあります。シャッターに近づいて耳をそばだてれば、中で人の動く音が聞こえることもあります。そういう時に別回線に架電すれば電話は鳴動しますし、それを聞いた行員さんは受電するでしょう(ただし別回線も留守番電話設定になる銀行もあります)。
※営業時間終了後の別回線への架電は本当に緊急時以外は避けましょう。例えば店舗内に貴重品を忘れた場合、コールセンターに架電しても翌営業日扱いですが、別回線に架電しかつ店舗内にまだ行員さんがいる場合は、多くの場合すぐに対応してくれるでしょう。ですが、こういった場合以外では避けましょう。行員さんが18:00以降も店舗内にいるのは忙しいからです。時間外の電話を受けるためではありません。
営業店で担当が決まっている方、その担当の方に直通電話番号を尋ねてみるのも悪くないのではないでしょうか。教えてもらえなければ、諦めましょう。良ければ、ご参考に。