銀行が趣味のブログ

とあることから、銀行がとても好きになっちゃいました。銀行に関する知識・愛を語っていければなと。※当方、銀行員ではありません。勤務経験もありません。

三菱UFJ銀行と三井住友銀行の提携にみずほ銀行が参加しなかった理由

最近は通帳だけでなく、ATMも銀行にとってのお荷物となりつつあります。維持費には相当な費用が掛かりますからね。どんどん減らしたいとの思いは、通帳もATMも同じということでしょう。そこで、三菱UFJ銀行三井住友銀行はATM共同利用を2019/09/22に開始しました。店舗内ATMは対象外ですが、街中にある両行の店舗外ATMは共同利用の対象となり、両行の顧客は使えるATMの数がぐっと増えました。

www.bk.mufg.jpwww.smbc.co.jp

なぜ、みずほ銀行は参加しなかったのでしょうか。発表当時のニュースソースは見つかりませんでしたが、三菱UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行にも声をかけたとの報道もありましたが、みずほ銀行の言い分としましては「イオン銀行との戦略的提携で十分に競争力はある」的なことを発表していたと思います。ただ私が思うにそれ以外の理由もあると思います。

みずほ銀行は自行ホームページでもイオン銀行ATMを完全に自行ATM扱いしています*1。となるとここで問題になってくるのが、三菱UFJ銀行三井住友銀行のキャッシュカードをイオン銀行ATMで利用したときは、どちらの銀行の手数料体系になるのか?ということです。三菱UFJ銀行三井住友銀行のキャッシュカードをイオン銀行ATMで利用したときの手数料体系は以下の通りです。

www.aeonbank.co.jp

www.aeonbank.co.jp

仮にみずほ銀行もこの提携に参加していれば、三菱UFJ銀行の顧客がみずほ銀行ATMを使えば、毎日午後9時までは入出金手数料無料ということになります。ですが、三菱UFJ銀行の顧客がイオン銀行ATMを利用した場合はどうなるのでしょうか。イオン銀行ホームページにあるように、平日午後6時まで無料なのでしょうか?それとも、みずほ銀行ATMと同一視して毎日午後9時まで無料なのでしょうか。

同じことが三井住友銀行にも言えます。仮にみずほ銀行もこの提携に参加していれば、三井住友銀行の顧客がみずほ銀行ATMを使えば、平日午後6時までは入出金手数料無料ということになります。ですが、三井住友銀行の顧客がイオン銀行ATMを利用した場合はどうなるのでしょうか。イオン銀行ホームページにあるように、全時間帯有料なのでしょうか?それとも、みずほ銀行ATMと同一視して平日午後6時まで無料なのでしょうか。

手数料体系がみずほ銀行ATMとイオン銀行ATMで違ってきたら、「みずほ銀行イオン銀行ATMを自行ATMとみなしている」という前提が崩れてしまします。

ここで、三菱UFJ銀行三井住友銀行の顧客が、みずほ銀行ATMとイオン銀行ATMを利用するときの入出金手数料体系を同一にすること(他2行がイオン銀行ATMも自行ATMとみなすこと)も不可能ではないでしょう。ですがそうすればみずほ銀行単体との提携よりもさらに多くのコストがかかるでしょうし、メガバンク3行の提携で本来は無関係のはずのイオン銀行に面倒をかけるでしょうし、そしてここが重要なのですがみずほ銀行が「メガバンクNo.1のATMネットワーク」を掲げられなくなるということです。

www.mizuhobank.co.jp

イオン銀行ATMを除外して、厳密な意味で自行ATM台数が最も多いメガバンク三菱UFJ銀行です。これにイオン銀行ATMまで加わったら「三菱UFJ銀行の顧客は、三井住友銀行ATMとみずほ銀行ATMとイオン銀行ATMを自行ATMとして使える」ということとなり、みずほ銀行メガバンクにおけるATMの優位性を保てなくなります(メガバンク、みな横並びになる)。

つまりみずほ銀行がこの提携に参加した場合、「他2行がみずほ銀行ATMとイオン銀行ATMを利用したときの入出金手数料体系」を同一にしても地獄・同一にしなくても地獄。ということです。みずほ銀行には、こういう背に腹は代えられない事情があったのではないでしょうか。

みずほ銀行だけではなく、これからの銀行ATMの動向も注目ですね。

*1:自行ATMと手数料体系が全く同じなので、同一視しても問題ないレベル。みずほマイレージクラブの優遇対象ATM。

飴と鞭

みずほ銀行が、ついに重い腰を上げたようです。以前の投稿で示したように、みずほ銀行で口座開設する際、「通帳ありで口座開設したら、ずっと通帳あり」「通帳なしで口座開設したら、ずっと通帳なし(インターネット支店)」とお伝えしました。とてもタイムリーですが、それがようやく変わるようです。

www3.nhk.or.jp 

自分が考えるに、ここで問題になるのが「飴と鞭」。どういうことか説明していきましょう。考えられるのは以下の2つのパターン。

  1. 預金通帳をデジタル化してくれた顧客には、それ相応のメリット(ATM時間外手数料無料化など)を付与する。【飴】
  2. 預金通帳をデジタル化してくれない顧客からは、通帳発行手数料を徴収する。【鞭】

上記のどちらかになると考えています。

【飴】

1つ目のパターン。メガバンク他2行は通帳をデジタル化した場合、ATM時間外手数料が無料になる施策を実施しています。恐らくこの流れになるとは思います。ただ、です。みずほ銀行においてATM時間外手数料が無料になる施策と言えばみずほマイレージクラブ(以下MMC)ですが、来月から始まる改訂版MMCの条件の中に通帳のデジタル化という項目はありません。MMCの改定が発表されたのが2019/10/08。上記のニュースが出たのが昨日2020/02/27。この5か月弱の間に突然降って湧いた話なのでしょうか。恐らくそうではないでしょう。となると2019/10/08以前からこの種の話は行内で議題に上っていたと考えられ、それにもかかわらずMMCの条件改定に通帳のデジタル化が盛り込まれていないということは、発表以前からMMCの改定条件には盛り込まないと決めていた可能性があります。

あと数日で改訂版MMCが始まりますが、発表済みのMMCの条件をそんな頻繁にポンポンポンポンと変更するとも思えません(そんなに頻繁に条件を変更しようものなら、信頼を失いかねません)。各行が実施しているポイントサービス的な施策に関しては、各行が独自に決めているのは事実ですが、非公開で行外の関係箇所にお伺いを立てているとも聞きます。つまりMMC等の条件を改定するのは、行内においても行外においても、相当な期間と手間を要するはずです。その期間中に十分議論できたはずの通帳のデジタル化が条件に盛り込まれていないということは、つまり最初からMMCに盛り込むつもりはなかったのではないか?というのが私の見立てです。

では、どうするのか。導入するだけでサービス内容に変更がなければ、顧客の触手は反応しません。恐らくMMCとは別枠で設定するのではないかと、自分は考えています。ただ別の問題も生じます。問題になってくるのは、既存のインターネット支店の顧客です。どちらも「通帳レス」ということは変わらないのに、実店舗で口座開設し通帳をデジタル化した顧客のみが時間外手数料無料などのメリットを享受できるのであれば、不公平が生じます。既存のインターネット支店の顧客も同様のメリットを享受できるようになるのでは?そしていずれは、インターネット支店の新規口座開設は廃止*1になるのではないかと考えています。

以上が私の予想する【飴】のパターンです。

【鞭】

2つ目のパターン。昨今、口座維持手数料もホットな話題ですが、あくまでも今回は通帳発行手数料とは別物であるとします。また発行手数料を徴収するのであれば発行時のみ徴収するのか、それとも毎月継続的に徴収するのかも変わってくると思います。

1.発行時のみ徴収 

通帳の便利さと徴収される手数料とを天秤にかけ、「1度だけならいいか。」という人も出てくるでしょう。ですがこれで多くの人が、通帳離れすることになるでしょう。もっとも銀行側にとっては、手数料を徴収するだけでは、通帳発行にかかるコストをペイするほどの収益にはなりませんが、広く長い目で見れば通帳発行の抑止力にはなると思います。

2.毎月継続的に徴収

もうこうなってくると、通帳発行手数料というよりは通帳維持手数料と言った方が適切かもしれませんが、毎月引き落とされると仮定してみましょう。すると以下の問題が発生します。

【引落日の前日に全額出金し、引落日の翌日に戻す】

面倒くさがり屋でなく(ズル)賢い人なら、これで徴収を免れます。「引落しができなかった時点で自動解約だろ。りそな銀行だってそうだろ?」という声が聞こえてきそうですが、あくまでも名目は「通帳発行における手数料」です。この手数料が引落しされなかったからと言って、口座まで解約したらさすがに行きすぎです。

「んじゃ《口座維持手数料を設定し、通帳レス口座にした場合は口座維持手数料無料に》だったらいいんじゃね?そうすれば、残高不足で手数料の引き落としができなかった場合は自動解約でOKだろ」という声も聞こえてきそうですが、これも現実的ではありません。

まず、りそな銀行の口座維持手数料(りそな銀行では「未利用口座管理手数料」と呼称)ですが、残高1万円未満の不動口座が対象です。つまり、電気代などの自動引き落としなどが設定されていないことが前提なのです(使っていない口座に自動引き落としを設定する人間はいません)。普段日常的に利用しており、口座維持手数料引落日の前日に全額出金し、その翌々日にいざATMで入金し戻そうとしたら「このキャッシュカードは使えません。」のような表示が出て口座が閉鎖されていたら、日常生活への影響が大きすぎます。りそな銀行の口座維持手数料の対象は、不動口座だからこそ成り立っているのです。(一般の口座解約時でも、自動引き落としが設定されていないかを必ず確認します。)

別の例も見てみましょう。国内であと1行口座維持手数料を徴収している銀行があります。SMBC信託銀行(旧シティバンク)です。月間平均残高だけで話しますと、50万円未満だと口座維持手数料が徴収されます。ここの口座はきちんと自動引き落としなどで利用していても、月間平均50万円未満だと口座維持手数料を徴収されます。ただ次がポイントなのですが、残高不足で引落しできなかったとしても、残高0円の口座が維持されるだけで、口座は自動解約とはなりません(「月間平均50万円には満たないものの自動引き落としなどを利用している利用者」に配慮していると考えられます)。なので「引落前日*2に全額出金し、引落日の翌日に戻す」ことは可能なのです。これでは正直あまり意味をなさないかと思われます。ではなぜSMBC信託銀行では成り立っているのか。それは単純にみずほ銀行と比べて、開設済み口座数が少ないからだと思われます。みずほ銀行利用者の中で(ズル)賢い人がいれば、このくらいのことはすぐに思いつきますよ。そしてそれがTwitterなどで拡散されみんながし始めたら、この手数料体系は崩壊します。

つまり、りそな銀行の口座維持手数料とSMBC信託銀行の口座維持手数料は、全く趣旨が異なるのです。りそな銀行は「口座に動きがないという点」に主眼が置かれ、SMBC信託銀行は「月間平均残高」に主眼が置かれているということです。そしてどちらの方法を採用しても、毎月継続的に徴収される「通帳発行手数料としての口座維持手数料」導入は、みずほ銀行にとっては極めて難しいと言わざるを得ません。

以上が私の予想する【鞭】のパターンです。

私なりの結論

 【飴】の方が採用される可能性が高い。【鞭】の場合でも手数料は発行時最初の1回のみ。

自分的にはこんな感じだと思います。

*1:この流れは三菱UFJ銀行と同じ流れです。同行も通帳デジタル化を始めてしばらくしてから、インターネット支店の新規口座開設を廃止しています。

*2:毎月第2営業日

そうは言っても複数口座は便利

最近はどこの銀行も普通預金口座を2つ以上開設する際は、いろいろとうるさくなってきています。私も2口座以上開設するとき、どんだけ苦労したことか…(もちろん開設できなかったこともあります)1つの銀行で複数の普通預金口座を開設すると、どんなメリットがあるでしょうか。以下にまとめてみました。

 

複数口座のメリット

  1. 貯蓄用・口座振替用・ATM出金用などのように口座を分けて管理する際、それぞれの口座からの資金移動が無料でできる。
  2. 口座を分けているので、収支が分かりやすい。
  3. ネットで口座間資金移動ができるので、ATMにわざわざ行かなくてもその口座における入出金と認められ、休眠口座になるのを防げる。
  4. 1つの銀行の場合、複数の口座があっても手続きがワンストップで済む。

などがあげられるでしょう。逆にデメリットもあります。

複数口座のデメリット 

  1. 絵柄が同じ通帳なのでどれがどれか分からなくなる。(総合口座通帳と普通預金口座通帳で柄が違ったり、複数の柄から選べたりする銀行もある。)
  2. 金融機関破綻時は、複数口座があっても保護されるのは¥10,000,000とその利息まで。(複数の銀行に分けていれば、それぞれ¥10,000,000とその利息が保護される。)

くらいでしょうか。預金は¥10,000,000以上の預入はしないし、きちんと通帳の管理もできるという方は、1つの銀行で複数の普通預金口座を開設してもいいかもしれません。ですが冒頭でも言ったように、複数の普通預金口座開設はハードルがグッと上がります*1。そこで、普通預金口座の開設時は窓口のテラーさんは一体何をやっているのか、簡単に見てみましょう。

口座開設時のテラーさんの動き 

  1. 顧客に普通預金口座開設の用紙に必要事項を記入してもらう。
  2. その情報をもとに、全店CIF*2照会を掛ける。(名前等を入力して、他の支店に口座がないか確認すること)
  3. 名前がなければそのまま口座開設・名前があれば「〇〇支店にお口座をお持ちのようですが、そちらの口座は今どのようにお使いですか?」など使用状況や複数口座開設理由を質問される。
  4. 行員さんが納得すれば、口座開設。納得させられなければ、謝絶または上席対応。

このような具合です。複数の普通預金口座を開設するにあたって、上記の項目ごとにコツをお伝えしようと思います。

口座開設時のコツ 

1のタイミング:もうこの時点で「2つ目の普通預金口座開設」の旨を伝えましょう。全店CIF照会されるので、いずれバレます。事前に言っておかないと、極論ですが「こっそり2つ目を開設しようとしたのか?」などと疑われて、後のハードルを無駄に上げてしまします。

2のタイミング:行員さんが全店CIF照会を掛けて本人口座が見つかった場合、どうして2つ目が必要なのかを論理的に説明しましょう。

 

納得できる口座開設時の理由 

論理的な説明って何だよ!?っと思われた方、どんな理由なら行員が納得しうるか、もちろん傾向でしかありませんが、お伝えします。理由の強さを独断と偏見で5段階に分けました。(★が多いほど、行員さんが納得しやすい) 

1.貯蓄用・口座振替用に分けて管理したい:★★☆☆☆ 

直球ですが弱いです。銀行によっては貯蓄預金*3を用意している場合もあるので、そちらを勧められる可能性あり。キャッシュカードもついてきますので、それで十分ならここで折れましょう。(給与振込や口座振替には使用できません。) 

2.家賃等振込時の振込手数料節約のため:★★★★☆ 

振込先口座番号や名義人を尋ねられますが、けっこう強いです。きちんと振込先の口座番号等を控えて来店しましょう。(行員さんはその口座番号等からCIF照会を取ります。)ネットバンキングで同一銀行同一支店宛振込は振込手数料無料でも、他支店宛振込は有料のこともあります*4。ただし、みずほマイレージクラブなどの優遇措置を享受できない状態であることが絶対条件です。享受できる状態の場合、同一銀行他支店宛振込も振込手数料無料となるからです。ちなみにATMから振り込む場合、振込手数料と口座開設店は関係ありませんので「どのような手段でお振込予定ですか?」と訊かれて、間違っても「ATMから振り込みます。」とは絶対に言ってはいけません!その瞬間に複数の普通預金口座の夢はついえます。行員はこういう罠を仕掛けてきます。 

3.証券会社からの売却代金等受け取り口座にしたい:★★★☆☆ 

基本的には1番の理由とほぼ同じなのですが、証券会社に口座を持っているということは、資産運用に興味がある、もしくは既に運用を始めているということ。株式等の売却資金が入ってくる可能性も大いにあるので、その流れでうちの支店でも投資信託など資産運用してくれたら…という期待を抱かせることができるので、1番よりかは強い理由となります。「株式をご売却されたのですね。では、それよりかは値動きの少ないこの投資信託などはいかがでしょうか?」などとセールスを受ける可能性も。受け流せるようしておく必要があります。 

4.給与振込のため会社から銀行の支店まで指定された:★★★★★ 

これが最強です。名刺を求められたり勤務先を尋ねられたりしますが、行員はその情報をもとにCIF照会を掛けて、その支店の取引先企業と判明すれば特に問題なく口座開設までこぎつけます。 

5.他支店ではできない取引をしたい:★★★★★ 

これもある意味最強。前の記事にて、他支店でできる手続きとできない手続きをまとめました。 

bank-blog.hatenablog.com

要は「他支店ではできない取引をここでしたいので、お願いします。」ということ。3番とも関わってきますが、その支店でしかできない取引というのは、資産運用や住宅ローン関係のものが多い、つまり大きなお金が動く可能性のある取引ということです。みずほ銀行を例にとりますが、運用系商品の口座開設・購入をする際は、その支店に普通預金口座を開設していることが最低条件となります。つまり、この最低条件を利用するのです。銀行員だって人間です。銀行側に有利な内容なら、2つ目以降の口座開設の門戸は広がります。ただ本当にその取引をする場合以外、この方法は使ってはいけません。普通預金口座開設が終わって、いざ運用系商品の口座開設に移ろうとした途端に、「やっぱ辞めます。」はタチが悪すぎます。絶対にそんなことをしてはいけません。やるなら資産運用等をする覚悟を持って、臨んでください。国債の場合、発行して1年後に中途売却ができますので、それを一つの目安としてもいいかもしれません。

いかがですか?たかが口座開設、されど口座開設。行員さんと顧客との間には、見えない火花がバチバチと散っているかもしれません。いざその駆け引きに勝ち、見事2つ目の口座を開設した暁には、銀行側にも「この人に2つ目の普通預金口座を開設してあげて良かった。」と思ってもらえるような取引・使い方を目指しましょう。

*1:資金洗浄防止・振込詐欺防止・印紙代節約・休眠口座防止など理由はいろいろ

*2:Customer Information File 簡単に言うと顧客情報

*3:メガバンクでは三井住友銀行のみ廃止済み

*4:メガバンクではみずほ銀行のみ他支店宛が有料

ナビダイヤル

前にコールセンターの話題を出しましたので、それつながりでもう1つ。みなさん、ナビダイヤルってご存知ですか?簡単に言えば、企業などが顧客対応用に用意する電話番号で、携帯電話の無料通話分などの適用が除外される、架電すれば必ず電話代が発生する電話番号です。コールセンターを全国各地に分散させている場合、1つの番号で全国各地の空いてる回線に飛ばせるという便利な機能を持っています。実はこの機能は普通にフリーダイヤルにもあり、要は受電を振り分ける機能はそのままで電話代を有料にしたものだと考えればいいと思います。

今現在、都市銀行地方銀行の問い合わせのためのコールセンターの電話番号は、ほとんどがフリーダイヤルで、まだナビダイヤルを問い合わせ電話番号として導入している銀行ほぼないと思います。ですが、ネット銀行ではすでにその波は始まっています。住信SBIネット銀行の問い合わせフリーダイヤルは携帯からは通じません。

お電話でのお問合せ | お問合せ・ご案内 | 住信SBIネット銀行

銀行の収益が軒並み低下している現在、問い合わせ番号をナビダイヤルに変えてくる銀行もこれから増えてくるのでは…と危惧しています。固定電話からならフリーダイヤルでも、携帯電話からはナビダイヤルというのも本当に多くなってきています。こうなった場合、電話せずにQ&Aを調べまくってもいいのですが(恐らく銀行側はそれを望んでいる)、どうしてもわからない場合は電話するしかありません。でも電話代は掛けたくない。そんなときに自分がどのように電話代を回避しているのかを、お伝えしようと思います。以下が自分の考えられうる回避方法です。(今回はリンクに銀行以外も多く含みます。)

  1. そばに小さな文字で表示してある東京03や050から始まる番号に架電。
  2. 「海外からはこちらから」で+81から始まる番号に架電。
  3. 03も050も+81もない場合、ネットで調べる。
  4. 調べても出ないときは、メールで「海外からの架電時はどうすればよいか」を質問。
  5. 必要最低限の時間のみナビダイヤルに掛けて、折り返しをお願いする。
  6. 固定電話からならフリーダイヤルにつながる場合、公衆電話から架電。

 

1番無料通話分があるのであれば、こちらに架電すれば電話代はかかりません。例えば上の住信SBIネット銀行のリンク。下に小さな文字で03-5363-7373と書かれています。このように大概小さな文字で書かれていますが、見逃すことはないでしょう。ただ050から始まっている番号へは、IP電話からしか受電できないようにしている企業もあります。ヤマト運輸がそうです。

サービスセンター一覧 | ヤマト運輸

ただ、ヤマト運輸は「音声通話定額制をお使いの方はこちら」と一般の電話番号を併記してくれているので、ほぼ問題はないでしょう。

 

2番:ほぼ1番と同じですが、国際電話用に+81の日本の国番号から表示しているものもあります。海外から日本に架電する場合、市外局番の最初の0をとって+81を加えれば、日本に架電できます。つまりその逆の操作、+81を取って0を加えれば普通の電話番号に戻るわけです。

お問い合わせ – PEACH SUPPORT

航空会社Peachの問い合わせナビダイヤルの下に+81-3-6731-9247とあります。これに逆の操作をすれば03-6731-9247となり、普通の電話番号となります。

 

3番:私はJCBの法人カードを持っているのですが、問い合わせ先が固定電話からのみ通じるフリーダイヤルとナビダイヤルが併記されています。もうこのパターン、おなじみですよね…

JCB法人デスク | 法人カードなら、JCBカード

そこで、このサイトを紹介します。

denwabango.com

ここで調べると、携帯電話からも通じるフリーダイヤルが載っています(具体的に番号を公開するのはやめておきますが)。このサイト、けっこう使えます。良かったら使ってみてください。

 

4番GMOあおぞらネット銀行の問い合わせ画面は、清々しいほどにナビダイヤルのオンパレードです(笑)

お電話でのお問い合わせ | お客さまサポート | GMOあおぞらネット銀行

フォーム画面で「海外からはナビダイヤルは架電不可なので、どうすればいいですか?」と質問し、教えてもらった電話番号に2番の方法で架電できるかもしれません。企業がナビダイヤルを契約する際は、必ず03などから始まる元番号が必要となります。ナビダイヤルの番号だけを取得するのは不可能なので、その番号を教えてもらえる可能性もゼロではないと思います。ですが可能性はあまり高くないと思います。悪しからず。追記:ここのコールセンターの番号は03-6865-1487とのことです。

 

5番:文字通りです。ですが、もちろん折り返しを断られることだってあり得ます。また企業によっては、折り返しの電話を予約するシステムを導入しているところもあります。ニトリを例に挙げます。ニトリも例に漏れず、固定電話からしかフリーダイヤルは通じません。03も050も+81もありません。

www.nitori.co.jp

事前にあらかたの問い合わせ内容を送信しておいて、折り返し電話で詳細な説明をしてもらうというシステムです。この方法は画期的で、自分としてはもっと広まって欲しいと思うシステムです。

さらにJCBの場合、海外からの架電の場合でも折り返ししてくださるらしく、問い合わせに即答できない場合、「何時ごろならご都合がよろしいですか?」と時間指定までして折り返しをお願いできるとのことです。ただこの場合、時差に注意しましょう。JCB側で時差を調べることもできるでしょうが、事前に時差を計算したうえで「日本時間で〇時にお願いします。」と伝えられればスマートですね。ちなみに海外からのコレクトコールでも受電しますとのこと。さすが日本の国際ブランド。この話を聞いたときは、JCBのサービスの良さに感激し、更にJCBが好きになりました。ソニー銀行にも同様のサービスがあるようです。

faq.moneykit.net

 

6番:これも文字通り。固定電話からならフリーダイヤルが通じ、03も050も+81も併記がなく、メールで問い合わせる時間もないし、1秒たりともナビダイヤルに掛けたくない場合はこうするしかありませんよね。偶然近くに公衆電話の設置があり、1度だけしたことがあります。

よくあるご質問・お電話でのお問い合わせ - 日本郵便

誤配達がありどこに掛ければいいかわからなかったので、公衆電話からここに掛けました。誤配達ということは、本来の受取人が受け取れていないという状況だったので、急いだ方がいいと思い、架電したことがあります。近くに公衆電話があって良かった…(日本郵便のコールセンターは沖縄にあると聞きました。実際に架電したとき、沖縄によくある名字の方が受電したのを覚えています。)

 

番外編ヤマト運輸には、英語と中国語のホームページがあります。その中の再配達のページに、携帯電話からつながるフリーダイヤルがあります。

www.kuronekoyamato.co.jp

www.kuronekoyamato.co.jp

英語または中国語が堪能な方、試してみてはいかがでしょうか。

 

以上、自分がナビダイヤルを避けるいろいろな手法でした。 自分としてはナビダイヤルは広まって欲しくありません。フリーダイヤルじゃなくていいので、せめて03からの番号をと思うのは、多分自分だけではないはず。問い合わせのコールセンターは顧客と企業をつなぐ大切な接点です。銀行をはじめ、種々の企業がこの大切な接点をどのように変化させていくのか、はたまた変化させないでそのままにしておくのか、これからの動向が注目されます。

ご記帳は計画的に

最近は通帳レス口座も増えましたね。つい最近も「Eco通帳に切り替えて総額1億円プレゼントキャンペーン」と題して、三菱UFJ銀行が大々的にキャンペーンを打ち出し、メディアでも話題となりました。

www.bk.mufg.jp

都市銀行は各行とも通帳レス口座を推し進め、経費の削減に躍起です。(※都銀の中でみずほ銀行だけが「通帳あり」⇔「通帳なし」の切り替えができません。通帳ありで開設したらずっと通帳あり。通帳なしで開設したらずっと通帳なし。)そうは言ってもまだまだ通帳をお持ちの方も多いでしょうし、お年を召された方がインターネットバンキングで入出金明細照会というのも、なかなか難しいものがあると思います。ですので今回は銀行にとっては邪魔者でも、意外と顧客側にとっては重宝する通帳、そしてその記帳についてお話ししようと思います。

まず通帳レスを銀行側が推す理由としては主に、

  • 紙媒体での管理が煩雑
  • 印紙税の負担

があげられます。そもそも紙って重いんですよ。仕事柄、毎日大量の紙を扱うことが多いのですが、薄い紙だって500枚の塊をコピー機にセットするのが重いと感じたことのある方は多いはずです。口座開設・繰越・再発行などで捌ける冊数分を支店に保管しておかなければなりません。「今日は空の通帳ないから、また明日お越しください。」じゃダメなわけです。ただでさえ、銀行には紙ベースのものが膨大にあります。通帳を用いて皆さんが窓口で入出金する際の各伝票、あの伝票だって長期間保管義務があります。ただでさえ紙が多いんだから、せめて通帳だけでも…と言ったところではないでしょうか。

また印紙税の負担も大きいでしょう。1口座当たり毎年¥200の印紙税が発生しています。これを削減できれば、そうとうな経費節減に繋がります。銀行側が複数口座を嫌うのは、こういった理由もあるのかもしれません(もちろん他にも理由はあります)。銀行が通帳レスを推し進めるの、何か分かる気がしませんか?みなさんに¥1,000あげたくてキャンペーンやってるんじゃないんですよ。

でもやっぱり私は記帳する瞬間がけっこう好きなんです。インターネットバンキングで入出金明細を確認した後でさえも、やっぱ画面ではなくて紙で見たいと思ってしまうのは自分だけではないはずです。そこで皆さん、こんなものを見た経験はありませんか?

【未記帳分合算】 【合計記帳】

そうです。あまりに記帳しなさ過ぎて、1行にまとめられちゃうアレです。これやられるとけっこう凹むんですよね、いや記帳しなさすぎの自分も悪いんですが(ちなみに前者はみずほ銀行の表記・後者が三菱UFJ銀行の表記です)。三菱UFJ銀行の場合、具体的に合算される取引行数の基準が明言されていませんが、確か10行かそこらだったと記憶しています(少なすぎ!)。そこで、まぁ裏技でもないのですが、窓口に合算記帳の禁止をお願いすれば、実は合算記帳は簡単に防げます。(全ての銀行を調べたわけではないので、もしかしたら本当にできない銀行があるかもしれません。悪しからず。)しかし銀行側も黙っちゃいません。合算記帳しないということは、通帳における使用ページ数ひいては使用冊数が増えるわけですからね。以下の反応が考えられます。(1は三菱UFJ銀行地方銀行で、2はみずほ銀行で経験)

  1. 「それはできません」(可能だということを行員さんが知らない。)
  2. 「どういったご理由でしょうか」(?)

1番ですが、実は本当に知らない行員さんもいます。そこで「そうですか。できると聞いたのですが、他の行員さんにもご確認いただけませんか?」と丁重にお願いしてみましょう。いったんテラーさんが席を立って上席確認したのちに、「かしこまりました。お手続きいたします。」となるはずです。※テラーさんが知らなくても、怒らないでください。めったにない手続きはテラーさんでも把握しきれません。

2番。これはみずほ銀行でのことですが、行内的にこのオペレーションをするのには上席確認が必要です。窓口のテラーさんだけの判断ではオペレーションをかけられないんです。現金の移動が伴わないのに上席確認かと思いますがね。それで渋ったのだと個人的には思っています。「最寄りのATMがイオン銀行ATMで、通帳を使わずに取引することが多く、未記帳も増えがちなのでお願いします。」と自分は言いました。※みずほ銀行では未記帳が999件を超えると、記帳するまで取引が一切できなくなります。他行からの振り込み入金も一旦保留となります。999件に近づくと支店から電話があり記帳をお願いされますので、それまでに記帳しましょう。新システム移行後も、これは変わっていません。行員さん曰く、未記帳がこのくらい溜まるとシステムにものすごい負荷が掛かるそうです。

また番外編として、可能だと知っているけど「それはできません」と言うパターン。1番と見分けがつきませんので、1番の対応で大丈夫でしょう。(怒らないでね。)

都銀では、みずほ銀行三菱UFJ銀行で確認済みです。地銀でも数行は確認済みです。三井住友銀行りそな銀行は未確認です。確認されたらぜひ教えていただきたいです。

それでもやはり、記帳は定期的にしましょうね。数年に1回とかのペースだと、大量の記帳に時間がかかり、窓口1つ・繰越機1台まるまる長時間ふさいでしまうことになります。行員さんも困りますし、他のお客さんにも影響が出ますし、何より自分も待つのがダルくなります。「こんなことなら合算記帳の方がよかったんじゃないか?」と思うのがオチです。なのでこの手続きをしていても、していなくても結局は、「ご記帳は計画的に」ということなのです。

ご記帳は計画的に

銀行のコールセンター

みなさんは何か銀行取引に関して疑問があったら、コールセンターに電話しますか?それとも支店に直接電話しますか?どちらでもいいと思うのですが、最近は支店に電話してもコールセンターに繋がってしまう銀行が多くなったように感じました。今回は初めて地方銀行も含めた関する記事となります。

こういった場合、電話を受けた人=その支店の従業員だと思われるでしょうが、実はそうではないということです。そこから支店に実際に勤務している従業員に電話を変わってもらう、つまり転送してもらうことももちろん可能です。ですが直接つながらない場合、コールセンターでのこのワンクッションが鬱陶しいと思われる方もおられることでしょう。そこで、2つの方法をお伝えします。銀行の営業店というのは、たいがい複数回線を持っているものです。ですので、

  • 行員さんに直通番号を尋ねる。
  • ネットで調べる。

という手法が考えられます。もうすでに特定の行員さんと話すと決まっている用事がある場合、いったんコールセンターを挟むと無駄に電話代もかかります。直通番号を知っておくのは有効だと考えられます。

2つ目の「ネットで調べる」ですが、「〇〇銀行〇〇支店 電話番号」と検索したところで代表番号しか出てきません。そこでその代表番号の最後の1桁を変えた番号で検索してみてください。例えば代表番号が03-1111-1111の場合、03-1111-1112など1桁ズラしで検索したら意外と出てきます。

https://www.jpnumber.com/numberinfo_03_3211_5623.html

https://www.jpnumber.com/numberinfo_092_711_1231.html

また、この別回線の電話番号を使うもう1つのメリットは、回線によっては営業時間終了後も留守番電話設定にならないことがあるということです。支店の代表電話番号は18:00(銀行によっては17:30)になると、自動的に留守番電話設定に切り替わりますが、行員さんはまだ中にいる可能性も十分にあります。シャッターに近づいて耳をそばだてれば、中で人の動く音が聞こえることもあります。そういう時に別回線に架電すれば電話は鳴動しますし、それを聞いた行員さんは受電するでしょう(ただし別回線も留守番電話設定になる銀行もあります)。

※営業時間終了後の別回線への架電は本当に緊急時以外は避けましょう。例えば店舗内に貴重品を忘れた場合、コールセンターに架電しても翌営業日扱いですが、別回線に架電しかつ店舗内にまだ行員さんがいる場合は、多くの場合すぐに対応してくれるでしょう。ですが、こういった場合以外では避けましょう。行員さんが18:00以降も店舗内にいるのは忙しいからです。時間外の電話を受けるためではありません。

営業店で担当が決まっている方、その担当の方に直通電話番号を尋ねてみるのも悪くないのではないでしょうか。教えてもらえなければ、諦めましょう。良ければ、ご参考に。

他支店での手続き

メガバンクに限らず銀行口座を保有している場合、引っ越しをした場合に支店を変更するかしないかは我々顧客の自由ですが、ほとんどの場合、支店変更せずに他支店でもほとんどの手続きができます。(都市銀行の中では三菱UFJ銀行だけが、支店変更手続きを廃止しています。端末上では可能らしいのですが、する意味がないので顧客に対してはできないと説明しているようです。支店変更【移管】に関してはまた別の記事で話そうかと思います。)

氏名・お届け印・お取引店の変更 : 三井住友銀行

引越したので取引店を変更したい | FAQ(よくあるご質問)| みずほ銀行

お取引店を変更したいときの手続きを教えてください。|その他手続きのよくあるご質問|りそな銀行

引っ越し先に同じ銀行があればこれからは主にその支店を利用することになるのですが、あくまでも他支店(行内的には僚店・他店と言ったりします)であることには変わりません。冒頭でも言いましたがほとんどの取引が他支店で可能です。ということは中には他支店ではできない取引も存在します。

そこで以下に銀行別で他支店でできない取引をまとめます(顧客は純個人)。窓口で確認した情報ですが、間違っていたらすみません。優しくご教授ください。

こう見ると、他支店でできない取引がいちばん多いのはみずほ銀行です。好きな銀行なだけに残念です。去年システムを刷新して、他支店でできない取引が減るかと思いきや減っていないので、システム刷新後は残念で仕方ありませんでした。新システムはMINORIというネーミングですが、MINORIと言いつつ何も実っていないんじゃ… 顧客にメリットがある点と言えば、自行宛振込が24時間になったくらいでしょうか(現在は他行宛も24時間対応、ただ土曜の22時からATMやダイレクト含め、全システムが止まるの何とかして欲しい)。

またみずほ銀行のQ&Aには、投資信託の購入・解約時は取引店でと書かれています。

投資信託を始めたい。どのような手続きが必要ですか | FAQ(よくあるご質問)| みずほ銀行

投資信託を解約したい | FAQ(よくあるご質問)| みずほ銀行

ですが、購入も解約も他支店で可能です!投資信託保有したまま引っ越しして、取引店に行くのが難しい方はぜひ行員さんに言ってみてください。行員さんは普通預金投資信託など全ての取引をひっくるめた支店変更を提案してくるでしょうが、その必要はありません。それに、あくまで他支店なので資産運用の執拗なセールスもありません。他支店分の投資信託の購入手続きをしても、実際に手続きを行った店舗の実績・成績にはならないからです。よって頻繁に行く支店なら、支店変更の後に執拗なセールスが始まる可能性もあります。国債の解約も他支店でできます。

三井住友銀行は凄いですね。素晴らしい勘定系をお持ちのようです。三井住友銀行の私の口座はほぼ休眠状態ですが、この銀行では他支店でできない取引は存在しないようです。実は支店変更も全く関係のない第三の支店でも可能なのです。簡単に言うと例えば、口座を福岡支店から札幌支店に変更する手続きを、新宿支店でも行えるということです。

お取引店を変更したい時は? | よくあるご質問 : 三井住友銀行

しかもその場で採番し、変更後の通帳とキャッシュカードもその場で発行してくれるという至れり尽くせりぶり。行員さんも知らない場合がありますので、断られた場合は優しく教えてあげてください。(一般的に支店変更は引っ越しした事実や給与振込で支店まで指定された場合以外では、受け付けていないと思います。)みずほ銀行三井住友銀行を見習ってほしいものです。

また、他支店で休眠口座の解約手続きを行うと、休眠の度合いにもよりますが、解約に手数料がかかる銀行もあると聞きました(不確かな情報なので銀行名は伏せます)。引っ越し先に現在利用中の銀行の店舗がない場合は、解約しておきましょう。

引っ越しを予定されている方は、ぜひご参考ください。